2022/10/27 13:02

鱗片数? 寒地系大玉種

明治時代の蝦夷地開拓期に内地から持ち込まれ、開拓民の栄養源として栽培されてきた品種です。年代が進むにつれ、安価な外国産のにんにくに押されて作付面積が減少していましたが、2022年(令和4年)に「地理的表示保護制度」と呼ばれる農林水産省が認定する産地ブランドに登録されるなど、近年はそのブランド価値を高めています。
見た目は文字通り薄いピンク色をしており、ホワイト六片に比べて栄養価が高いことが明らかになっています。その栄養価の高さから、栽培地に医薬品開発メーカーがこの品種を原料とした医薬品を製造するために工場を設立するほどです。
香りは生で食べると辛さが立ち、栽培地ではホタテやジビエ料理に添えたりしているようです。加熱すれば寒地系特有の甘いホクホクとした食感になります。

Copyright© TORAKICHI FARM All rights Reserved.