2022/10/27 10:59

鱗片数8片前後 暖地系早生種

壱岐島の在来種で1925年(大正14年)頃に朝鮮半島から伝わり、固定化された品種です。名前の通り、早生で小ぶりな品種です。1962年(昭和37年)には330トンの出荷が記録されていますが、その後は海外産のにんにくが市場に出回り価格の低迷が起こったこと、生産地の高齢化と後継者不足などが原因で風前の灯火となっており、非常に手に入りにくい品種です。
香りも味も柔らかくマイルドで癖がなく、甘みもないため、どんな料理に入れてもにんにくの風味付けができる万能な品種です。

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